☆ナギナタガヤの種の蒔きかた☆

 7月の上旬に刈り入れしたナギナタガヤをコンテナに入れて、通気性の良い乾燥した、日陰の場所で保存し、9月の中ごろから、10月にかけて秋雨前線の雨量が多い時期に、種を蒔くようにします。

 

 種を蒔くときは、適当な固まりのナギナタガヤの穂を持ち、手首を震わせながらナギナタガヤの種を落としていきます。

このとき、あまり密集させて蒔く必要はなく通り道や、木の根の周りにザット振りまくと良いです。

 また、種を蒔いた後で、土を被せる必要はありません。もともと自然に生えている草なので、風に飛ばされた状態で種を蒔き発芽をします。それと、ほかの草があっても、草刈をしなくても、その上に蒔いても生えてきます。このナギナタガヤに関しては、細かい配慮は要りません。
 そして、雨が降り、水分がしっかり補給できれば、1週間から10日ほどで芽が生えてきます。

 この種まきで注意をするのは、水分で、雨が少なく乾燥する日が多ければ、芽がなかなか発芽しません。また、草の管理で、除草剤を使うと、一発で枯れますので注意してください。ほかの草の管理は、ナギナタガヤがある程度育ってからしますので、ほっといてください。そして、肥料をかけるのもやめてください。肥料が直接かかると枯れてしまいます。

 草の管理については、次回に紹介します。

ナギナタガヤの広場

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