☆当園地への見学研修者近況☆

 全国の果樹園の注目の的になっている岡野農園のナギナタガヤ草生栽培について、年間に10数件の農家の人たちが見学にやってきます。

★今まで、岡野農園に見学、訪問にきた人は、北は青森から南は沖縄、海外では地球の裏側のブラジルからといろいろです。年齢も多様ですが、今年の夏には、今まできた中で最も低年齢の小さな訪問者・山岡 由芽(やまおか ゆめ)ちゃんがやってきました。

 山岡 由芽さんは、東京の御茶ノ水女子付属小学校の5年生です。知り合ったきっかけは、彼女が学校の社会科の時間に、果物について調べていて、テーマを「愛媛県のミカン」として、たまたまインターネットで岡野農園のホームページを見たのがはじまりです。
 その後、申し出の「情報や資料」などを送ったところ、えらく興味を持たれ、「夏休みを利用して怒和島までくる」ということになりました。

 初対面では、緊張の為か、一緒に来ていた祖母夫婦にぴったりと寄り添っていましたが、そのうち慣れてくると、畑中あちらこちらを観察しながら、積極的にいろいろな質問をしてきて、熱心にノートに書き込んでいきました。

 その様子を見て、勉強熱心だなと思いつつ、どこかの農業団体の見学視察者達や『○○農業』の担当記者(怒られるかな〜)などとは、えらい違いだと思ったりしました(・・・大笑い)。

 ナギナタガヤの畑で、簡単であるが概要説明と今のミカン農家の取り組みを話していろいろな畑を見てもらいました。

 そして、今現在のナギナタガヤによる畑と昔ながらの石垣による段々畑を見てもらいました。昔は、畑を作るのにも、時間と労働が必要で、数十年にも及ぶ手間隙に感動した様子でした。

 それに比べて、ナギナタガヤによる畑作りは、時間と労働の効率の良さ、土づくりの有効性などが、格段にまさっているということにも気づいて頂けたと思っています。

 それと、私ども岡野農園が取り扱っているいろいろな品種のミカンの様子や、これから取り組もうとする新しい品種の苗木畑の様子なども見て頂きました。

 また、東京ではまず乗れることはない「モノラック」にも乗っていただきました。かなり怖がっていた様子でしたが、みかん農家に不可欠な運搬機器に乗ることも体験していただき、遊園地の乗りもの以上に珍しい経験になったのではないかと思っています。

短い時間にいろいろな所を見て頂き、簡単な説明をしましたが、山岡 由芽さんにとって、ミカン農家はどう写ったのでしょう? 彼女の「思い出の夏休み」の1ページになっていれば、私ども岡野農園としてはこれにこした喜びはありません。


小さな訪問者・山岡 由芽(やまおか ゆめ)ちゃん


★2000年の夏には、熱心な和歌山の森さん、林さん、生駒さん、武内さんたち4人組の訪問がありました。彼らは、ホームページ「みかんの館」を開設し、ナギナタガヤについて育成、質問コーナーやナギナタガヤ刈り取りツアーなどを行っています。

 森さん、林さん、生駒さん、武内さんたちは、まだナギナタガヤの育成を始めたところで、これから先の自分たちのやっていることが、どんな風に進んでいくのか、自分で確かめたいと思い、今回、私たちの岡野農園にやってきました。

 4人のかたたちは、私たち岡野農園のやっている草生栽培の確かさやナギナタガヤの素晴らしさをさらに確認することができて、自分たちの今後の取り組が楽しみになったということです。

 

おもてなしは出来ませんが、
ナギナタガヤに関して知り得る限りのことは説明いたします。

みなさまも、当農園にどうぞお越しください。

ナギナタガヤの広場

ナギナタガヤに関する調査近況

ナギナタガヤの特性

ナギナタガヤの種の採取

ナギナタガヤの種の蒔きかた

2種類の掲示板を用意しました

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