岡野農園のミカンに新しい仲間が増えました。

試験栽培から試食、そして全国各地の方たちにモニターになって頂き、品種ごとの意見をもとに栽培計画を立て、厳選して育てたミカンです。

まだ収穫量が少なく、充分な供給量には至りませんのでお早めにご利用ください。



さっぱり食感:はるか

上品な甘み:はるみ

3月上旬からのはるかは、日向ナツ系で程よい甘みとサッパリとした食感のミカンです。外皮も意外と美味しく召し上がれます。お尻に輪があるのが特徴で黄色のゴツゴツした見た目には変わったミカンです。作りやすいミカンですが、木にある無数のトゲが果実の生育に支障をきたすのでトゲを1本1本とっていき、こまめに作業を続けて2月下旬から収穫します。

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3月からのはるみは、お世辞にも見栄えが良いとは言えませんが、上品な甘みと独特の風味があり、ポンカンよりもさらに美味しく食べやすく外見を裏切る面白いミカンです。収穫の出来不出来が交互になる隔年差が激しい品種なので、剪定技術を発揮して毎年安定した収穫が出来るように育てます。鳥防止にネットかけや袋かけなどをし、1月上旬に収穫して1ヶ月以上貯蔵して出荷します。

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こだわりの自信作:グリーンレモン

注目の高級品:せとか

秋から春にかけて年2〜3回出荷できるレモンは、岡野農園独自の無農薬栽培(非農薬指定、自然界にあるもので対応した防除作業)で作ったこだわりの一品です。国産では良品質のレモンは量産が難しく、ハウス栽培が大半で減農薬栽培が主流となっていますが、岡野農園はあえて難しい露地栽培に挑み、無農薬栽培技術での生産が可能になりました。自然災害などの影響を受けやすく、手間がかかるため、少量生産しか出来ませんが、香りの高い品質の良い岡野農園自信作のグリーンレモンが出来ました。

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4月からのせとかは、3つの品種を交配して誕生した糖度、酸味など総合的にバランスが良いミカンです。某テレビ番組に取り上げられるなど、今一番注目の高級ミカン(値段も一級品)になっています。ミカン作りの中では最も難しい品種で、幹には鋭いトゲがあり、風などで自らを切りつけたり日差し(紫外線)で皮が日焼けするなど神経質なミカンです。そのため、こまめなトゲの処理や袋も3重にするなどの作業をします。大半がハウス栽培ですが、岡野農園では、せとか本来の味を引き出すためにあえて難しい露地栽培で作業をしています。私どもの産地は、寒波が少なく、せとかを露地で栽培する立地条件に適した、まれな園地なので、条件を生かして、外見や生産量などにはこだわらず、良い味を引き出す栽培に専念し、3月下旬に収穫します。

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岡野農園の栽培ポリシー=地球環境に優しい農業を目指す私たちはただ単に安全・安心なミカン作りだけでなく、商品として夢のある美味しいミカンをお客様にお届けしたいという思いを大切にして、日々努力しています。

岡野農園のバックボーン=岡野農園は45年のキャリアを積み上げる中で愛媛県知事賞・青果連会長賞・農林水産大臣賞などの優秀生産者賞も頂き、栽培技術は広く認めて頂いております。
 ナギナタガヤ草生栽培だけでなく、更なる無農薬栽培への取り組みにも力を入れ、農薬を使わない非農薬指定の自然界にある物を代用しての防除および害虫や細菌の駆除などの技術革新を常に行なっています。
 新品種のミカンづくりでは、1年でも早く皆様に安全・安心で美味しい商品をお届けしたいとの思いから、キコクによる苗木の育成だけでなく、生育した温州ミカンや伊予柑の若木に、接ぎ木技術を駆使して高接ぎを行ない、手間を惜しまず、新しい元気なミカンを育てる取り組みにも力を入れています。

岡野農園の新品種づくり=収穫できる成木よりも、病気になりやすい苗木の生育には繊細な作業が伴いますので倍以上手間がかかります。苗木から実をつけるのに早くても4〜5年かかり、それから更に5年以上経たないと成木の最大収穫量とはなりません。1年で収穫できる野菜と違い10年以上のサイクルでの作業となります。台風などの自然災害を一度でも受けると元通りになるまで3年以上かかります。収穫や苗木の育成、成木の管理作業以外にも手作業での雑草処理や園地管理等で年中忙しい日々を送っています。

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